子宝温泉 秋田県

秋田県の子宝温泉は唐松温泉・乳頭温泉・ふけの湯温泉・子安峡温泉・男鹿温泉郷があります。

唐松温泉

唐松温泉の名前は、秋田県で古くから安産・子授けのご利益で有名な唐松神社が由来です。無色透明のお湯は美肌効果があり、また、妊娠しやすい体を作る子宝の湯であると親しまれています。

唯一のお宿、からまつ山荘＆温泉は秋田県では数少ない源泉かけ流しの温泉宿です。湧き出る温泉をそのまま浴槽に流している為、源泉に含まれる全ての成分に浸かることが出来ます。

乳頭温泉

乳頭温泉郷は、秋田県の十和田・八幡平国立公園の中にあります。乳頭山麓に7箇所、それぞれ泉質の異なる温泉が湧いています。乳頭七湯の中で子宝の湯と言われているのは「黒湯」です。別名「ぬぐだまりの湯・子宝の湯」と呼ばれています。

「黒湯」は少し青みがかったにごり湯で、湯冷めしにくいのが特徴です。乳頭温泉郷の東端にある「黒湯温泉」か、「鶴の湯」で入ることが出来ます。この2つの温泉宿はどちらも江戸時代から続く由緒正しい宿で、特に「鶴の湯」は秋田藩主の湯治場でもありました。

ふけの湯温泉

蒸の湯（ふけのゆ）は、300年前（江戸時代）から続く温泉宿です。秋田県の十和田八幡平国立公園の中にあります。その名はかつて盛んだったオンドル式温浴（蒸し風呂）に由来します。今はオンドル式露天風呂の他、露天風呂、内湯もあります。

古くから地元で子宝の湯として知られ、すぐ近くには子宝祈願のお社も建っています。蒸の湯に向かう唯一の道路が11月～4月は閉鎖されているので注意が必要です。

子安峡温泉

子安峡温泉は200年前（江戸時代）から湯治場として知られていた温泉地です。付近には「地獄釜」と呼ばれる場所があり、断崖の岩の裂け目から常に蒸気が吹き出しています。子安峡のお湯は無色透明で肌触りが良いのが特徴です。地元では子宝の湯として知られています。

また、付近には子宝神社もあり、ここの神社から枕を借りてその枕を抱いて寝ると、子宝に恵まれるという言い伝えがあります。

男鹿温泉郷

男鹿温泉郷は1200年前（平安時代）から温泉が湧いていた歴史ある湯元地区と、昭和の時代に発見された北浦地区を合わせた温泉地です。子宝の湯として知られているのは湯元地区の温泉です。ここは名湯と名高く、湯治客が絶えません。湯冷めしにくく、肌に優しい温泉です。